コーヒーを自分でテイスティングする方法



テイスティングとは、日本酒で言えば「利き酒」のような物。
ですから、自分の好みは関係ありません。
そのコーヒー豆の味や香り、質などを見極めなければなりません。
1杯のコーヒーから、苦味や酸味、香り、品種などを読み取っていきます。
プロになると、コーヒー豆の産地まで分かるようです。
コーヒー豆の認定士は、コーヒーを扱う会社にとって、会社を左右する
大事な存在なのです。



自分でテイスティングをする場合には、そこまでは必要ありません。
でも、テイスティングで豆の質が分かるようになったらいいですね。
まず、空気の綺麗な部屋でテイスティングを行います。
これは、他の臭いが混ざると、正確な香りの判断が付かないからです。
また、色合いを見る為に、一定の照明の下で行います。

次に味覚ですが、人間の味覚は、体調やお腹のすき具合によって
変わってきます。
ですから、テイスティングは、食事前に行います。
時間帯は、午前中が良いとされていますが、これは、集中力が
午前中のほうが良いからだそうです。
テイスティングは、何度もやってみて覚えていきますが、
常に、同じ環境で行う事がベストです。



こう書くと、何だかとても難しくて面倒な気がしますが、
自分で自分の為のテイスティングをするのですから、
遊び心で行えばいいのではないでしょうか。
何度も繰り返しているうちに、きっと、産地が分かるくらいに
なるかもしれません。
一度、試してみてはいかがでしょうか。


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