イエメンの味、煮出して飲むコーヒーとは?



サルタナコーヒーは、ギシルと呼ばれ、イエメンで常飲されている飲料です。
イエメンは、有名なコーヒー産出国で、モカ・マタリが知られています。
にも関わらず、イエメンの人は、ギシルが好きなのだとか。
コーヒーの豆を抜いた後の果実と殻の部分を乾燥させ、カルダモン、シナモン、
ジンジャー、砂糖とともに、煮出して飲みます。



その昔、権力者(サルタン)だけが飲む事を許された飲み物だと
言われています。
ギシルは、コーヒーとは全く違う味飲み物だそうですが、残念ながら、
保存が効かない為、手に入れるのは相当難しいようです。
もしイエメンに行く事があれば、飲んでみてはどうでしょうか。
貴重な味わいとなる事でしょう。
最近は、日本で入手に成功したお店があるそうですから、そのうち、
出回るかもしれませんね。

手に入ったら、是非飲んでみたいと思います。
それとも、コーヒーノキを育てて実を採るのも、いいかもしれません。
通常は、3年経たなければ実はならないそうですが、
じっと待つのも、楽しいですよね。



イエメンには、ブンと呼ばれるコーヒーもあります。
但し、煮出して飲むコーヒーです。
仲間内や家族、おもてなしなどの時に飲むそうです。


<コーヒーと名の付く代用品とは? コーヒーの適量は?>


inserted by FC2 system